重窃盗罪、マリファナ所持、警察への虚偽報告を含む計4つの罪で有罪判決を過去に受けたという前科持ちの「バッド・ベイビイ」
そのなかには、実の母親の車とバッグを盗んだことと、洗面所に粉砂糖をばらまき、「母親がヘロインを所持している」と薬物所持を偽ったことも含まれていたという。
しかしその後、母親に連れられて出演した、アメリカのお悩み相談番組『ドクター・フィル』で見せた暴言&悪態をつきまくる不良ぶりがきっかけで、その名を全米に轟かせることになる。
当時14歳の不良少女と話題を呼んだ彼女が、これまで色々と苦労をかけてきた母親のために「家のローンを完済する」という方法で恩返しをしたという。
クリスマス当日、手書きのメッセージが綴られたクリスマスカードを母親に手渡したダニエル。「ありがとう」という感謝の言葉とともに、残りの家のローンを支払うための約670万円の小切手が同封されていたという。
『ドクター・フィル』に出演した際、観客から罵声を浴びたダニエルが激怒して口にした「キャッシュ・ミー・アウト・サイド」という、相手を挑発する意味の独特のスラングがネットを中心に大流行。その後、グッズ販売や広告収入で億万長者に成り上がった彼女は、「バッド・ベイビー」の名でラッパーとしてデビューも果たし、出した曲も大ヒットしている。