携帯電話の番号が足りなくなった
「090」と「080」で始まる番号の空きは2017年3月の時点でほぼなくなった。「070」は、2017年7月時点で残りは約2,500万番号。
これも空きがなくなるのは時間の問題。
そこで、総務省が「060」を携帯電話用に解放する準備に入ったという。
「090」「080」「070」ヒストリー
もともと「090」が携帯電話オンリーの番号になったのは1999年。
当時まだポピュラーだったPHSを「070」に振り分けた時からのこと。
このとき、桁数も11桁に増えたのだが、それまでは「090-123-4567」のように10桁だった。
ちなみに10桁時代の携帯電話には「090」ばかりでなく、
「010」「020」「030」「040」「080」も使われていた。
やがて「090」始まりの番号が枯渇して、「080」が追加されたのが2002年。2013年にはPHSを使う人がグーンと減ったので、「070」が携帯電話番号に加わった。
そして、まもなく「060」がこれに加わるかもしれないということ。「かもしれない」というのは現時点でまだ正式決定をされていないからではあるが、導入はほぼ確実。